Monday, September 6, 2010

スコットランド旅。

  生放送からオフを頂戴した先週、 初めてのスコットランドへ!自然も人も空気も食べ物も、一見ごつごつしているのに、荒々しい石肌の山に、優しい小さな花が風に揺れているように、すべてが優しさに包まれているような土地でした。というのも!海外旅行で、ここまで「こんなに人がやさしいなんて..」としみじみ思った旅は初めてです。言葉も英語は英語でも、ワタシには土地の訛りが強すぎて、 本当に必死に目の前で聞いていても「えっっ?!」と聞き直すことも諦めてしまうほどにわからないことも多々ありましたが...それでも、"Oh, I'm sorry,"と、自分の言い方が悪かったんだなと、謙虚に言い直して下さる方がほとんど。なんだか、びっくりした。ちょっと日本の感覚にも似ているものを感じた。不思議。

 車での旅は、こんな豪快な山をいくつも駆け抜け、その度に出逢う湖に映る風景に気持ち静まり。石と緑と水、という組み合わせが基本のようなスコットランドの風景は、とても好きでした。



←空と水にくじらが泳いでいるみたいに見えた。 (どこも、水が澄んでいて、きれい)










 今回は、スコットランド、グラスゴーに入り、車で山を越えること数時間、港からフェリーに車ごと乗って、アイラ島(アイレイ)という、スコッチウイスキーの蒸留所がいくつもある島へ渡りました。


フェリーで2時間ほどゆくと、アイラ島に到着。朝夕は暖房、昼間は冷房、という寒暖差の激しいスコットランドでしたが、島も同じで。でも、夜が9時10時まで明るいので、そんな様子に慣れないながらも、夕陽がすとんと落ちずに、夕暮れ時が長いことが、単純にいいなぁと思っていた。一日で、あの時間が長いのが、やっぱり幸せだもの。














 それから、羊と鳥が とにかく多かった!羊をあんなに見た日々は過去にない。。羊も牛も山羊も、首がさぞ痛くなるのでは.. と気になるほど、ずーっと休まずに草をはんでいるのだけれど、ワタシが羊でも、多分やめられないほどに、美味しそうな芝に見えた。あんなに食べてどうするんだろうなぁ。。疑問はつづく。。(↑これ、距離近い、)

 スコットランドは、これから度々訪れることになりそうな予感。行ってみないとわからない、と旅の度に思うけれど、何も知らない土地に行く前の不安と引き換えに、得たものは今回もキラキラ大きかった。いろんな人といろんな話もした。人が人を救い、人が人を助ける、これが基本にある生活、会話。生きる栄養。気になっていたけど、なかなか行っていないという方には、ぜひ次の旅先、スコットランドの田舎に!
暑さつづく日本からは、ちょっと想像し難いですが・・少し秋の気配も感じられた。過ごしやすかった・・日本も秋よコーイ。