Saturday, October 31, 2015

上高地は冬のはじまり

長野県の上高地へ行ってきました。
紅葉には少し遅い時期ですが、すっかり冬支度の景色。
上高地あたりの紅葉は、木々の枝の細さゆえか、
とても繊細でした。


「あたたかい日が続いて急に冷えると、きれいな紅葉になる」
と聞いたり、毎年、時期もドラマティックさも違いますが、
どういう紅葉でも、単純に
「見られてよかったなぁ」
「ゆっくり味わえてよかったなぁ」
と、最初に思う。
(昨年のも、思い出せるようで、鮮明には思い出せない)


ホテルにあった上高地の本を読んでいたら、
「紅葉する理由」に、
寒暖差などはあるとして、
木の幹の方が冬支度を始めると、
葉から栄養分を吸い取っていた管を閉じてしまうため、
いつも通り、葉っぱが光合成して溜めた栄養分が木の母体の方に流れず、
葉に溜まり、色づいていくのだと。
(だいたい、そういうことだったかと..)
へーなるほど!と、ものすごく新しいことを知ったような気がして、
うれしかった。


空気の冷えも、甘く見ていました...ダウンコート持参すべきだった。
もう冬ですね...。

曇り空でしたが、それだけに、カラマツの木の黄色などは、美しかった。

タクシーの運転手さんと、カラマツのことを話していたら、
もともとは、戦後、育ちが早い、ということもあって、大量に植林されたそう。
(なかなか、材としては、万能ではないようですが)

今度は、カラマツ目的で来ようと思う。











Friday, October 23, 2015

鴻池朋子さん個展

鴻池朋子さんに、久しぶりにお会いできました。
6年ぶりの個展、明日から始まります。
「根源的暴力」@神奈川県民ホールギャラリーで。

もう10年ほど前に、鴻池さんとは、森美術館でワークショップをさせて頂いたことがあるのですが、どこか別の世界につながるドアのような絵画。

到底産めそうにない世界。
でも、どこか親しみのある世界。
それが第一印象であり、今回も印象変わらずでした。

でも、しばらくが経って、東日本大震災もあって、
モノをつくること、共感すること、
見えるものと見えないもの、
信じることと信じられなくなったこと...

素材をはじめ、表現にとても大きな変化があることが伺え、そこも興味津々でした。

今週、設営の最中に、お邪魔させて頂け、明日、Atelier Nova で、お話させて頂きます!

鴻池朋子さん、とても素敵な女性です。

ぜひ、お出かけください◉
床から天井までの革の大作!
光の演出、おとぎ話の多様性を思わせる空間...私も、始まって観に行くのが楽しみです。

===
鴻池朋子個展「根源的暴力」@神奈川県民ホールギャラリー
10/24(土)〜11/28(日)。

*11/21(土)19:00〜 のイベント、良さそうですよ〜
(おとぎ話、ホーメイ歌手..)



Tuesday, October 13, 2015

秋の観音崎

連休は、いかがお過ごしでしたか? 
東京、横浜あたりは 雨もありましたが、秋らしい陽気でしたね。

私は、連休最終日はお休み。
お弁当を作って、子供と造形教室の遠足で横須賀方面へ行ってきました。

海の上は連休なしの様子で、多くの船が、忙しそうに行き交っていましたが、
おかげさまで、見ているこちらにとっては、活き活きした海の風景でした。

観音崎公園にも。
あの灯台、日本最初の洋式灯台だそうですね。
海、エメラルド!

時々、近くまで行っているのに、目と鼻の先の観音崎に寄らずにいて、
もったいなかったなぁと思うほど、
特に天気の良かった昨日は、すべてがキラキラして見えました。

テントやBBQをする人が多いと思ったら、BBQレンタルがあるらしい。

海に、ゆるやかに、まるく入りこむ 大きな岩の上に立つのは、快感でしたー

観音崎へは、おそらく高校生以来。
当時は、いささか緊張気味に出かけた気がして、
こんなに、のどかな場所だったかな〜と、ぼんやり思っていました。


小刻みに、目の前の風景が変わる地形、おもしろかった観音崎。
もっと行こう。















Monday, October 12, 2015

逗子海岸・NIGHT WAVE


ラブナイト!

毎月ゲストを迎えて開催している
「SWITCH」連載、  小島ケイタニーラブ「ラブナイト」。

第18夜の連載& ゲストに呼んで頂き、
久々に、音に囲まれながらの時間、贅沢でした。

小島ケイタニーをはじめ、
ゴンドウトモヒコさん(pupa)、村上啓太さん(在日ファンク)


ラブナイトのメンバー、伊藤豊さん、朝岡英輔さん、
Rainy Day Bookstore & Cafe のスタッフのみなさん、
来てくださったみなさん、本当にありがとうございました!

今回のために、打ち合わせも何度かしたのですが、
「え..そこ..?」と意外なところに反応してもらったりで、
とうとう本番では、
まさかの「銀河鉄道999」を熱唱、
ラジオ番組っぽい?という イントロ曲紹介バトル、
小さかった私の、横浜時代の異邦人的”クリスのブルース”(by ケイタニー)

また、
音楽と朗読をじっくり掛け合わせる時間を。
私の好きな「窓」の取材で、横浜へ行ってくださった様子も写真で合わせて。
丁寧に作られている「ラブナイト」ご一緒させて頂けて、嬉しかったです。

最近やっていなかったライブでの朗読。
やっぱりいいものだなぁ、と思いました。
コトバにしかできないこともあるから。


ラジオも、始めた頃より、ずっと好きです。
いろいろと変わっていくけれど、
やりがいも、理想もどんどん増え。
ぶれずに、柔軟に、やれたらと。

朗読は、茨木のり子さんの「感受性くらい」、
そして、谷川俊太郎さんの「鳥」は、
ケイタニーさんがつくってくれた新曲「窓になりたい」と合わせて。


 わーい!記念写真。(指をたてているのは、ラジオのアンテナ、ということで...)

打ち上げもおいしい お店  ><!Rainy Day Bookstore & Cafe @西麻布、
ぜひフラッと食事にでもお立ち寄りを!

また、ぜひご一緒させてくださいー♪

CREADIO に ゴルチエ氏!

 J-WAVE "SEIBU SOGO CREADIO"に、
ファッション界の巨匠!ジャン・ポール・ゴルチエさんがいらっしゃいました。
(オオキさん、ゴルチエさん、わたし)

38年間、続けてこられたプレタポルテを昨年やめられ、
さらに精力的に活動されている様子の中、
なんと、日本でも、今回、
セブン&アイ・ホールディングスが展開する新しいブランド
(この秋冬と、2016年春夏の2シーズン)
デザインされるのです。

番組の相方 nendo 佐藤オオキさんが、
その店舗のデザインを手がけられていることもあり、
今回、番組にいらしてくださいました。

会話のひとつをとっても、チャーミングな巨匠でした。
いや、巨匠と言われる人は、
やっぱり、いつだってチャーミングなのです。

それにしても、nendo佐藤オオキさん × ゴルチエさんが
ひとつのスタジオに居合わせるなんて...
贅沢な時間でございました。

そして、今期のデザインのモチーフは、
なんとメジャー!
メジャー好きな私もびっくりな、大胆なメジャー使い!


若い頃から、ずっと手にしていらした、メジャーやまち針を
ここに来て、デザインにあしらうなんて、
なんか素敵だなぁ、と思いました。

素敵な人は、
きらきらとした、
初心のかたまり!

Tarasukin Bonkers(タラスキンボンカース)

昨日のJ-WAVE Atelier Nova には、
かねてより、色々なプロダクトを愛用させて頂いていた制作ユニット、
Tarasukin Bonkers (タラスキン ボンカース)」の
近藤拓也さん(写真右)と北田啓之さん(写真左)をお迎えしました。

流木、漁網、ロープ、端切れ、石 などを使いながら、
見事なデザインセンスによって、
素敵なプロダクトをつくる お二人。

何よりも、そのモノの、存在へのリスペクトと愛を持って、
モノ作りされていることが伺え、一ファンとして、とても嬉しかったです。

繊細で敏感、そしてピュアに感動する、
柔軟で瑞々しい心の輪郭が、
生むモノのカタチになっているようでした。

南伊豆の工房から、お越しいただき、
ありがとうございました!
またお目にかかりたいです。

うちにある、Tarasukin Bonkersの布マットとホウキ。
 

 

Saturday, October 3, 2015

花柄のエイ

新江ノ島水族館へ。

チームラボの手がけた「ナイトワンダーアクアリウム」、
夏休みを避けているうち、すっかり今日になってしまいましたが、
平日は、ほどよく観やすかったです◎

水族館に、ペンギンやイルカやクラゲなど、
そういう生き物ではないものを、
楽しみに行く機会は、初めてかもしれない、と思う。

呼応する球体。
入り口からもりだくさん!

大水槽では、泳ぐ魚は花束に!
(身体に花が投影されます)
エイの身体が、平面大きいからいいなぁーなど、
何目線か...普段思わなかったことを思ったり。。


こちら、ちょっとブレていますが、これでもキャッチした瞬間でして...(笑)。
花柄エイ。本人はなんとも思っていないことでしょう〜

そして、

海面上は、暴風あともあり、
またまたこんなにも美しい景色!