Thursday, December 31, 2015


車に寝そべって見上げた、今年最後の空は、軽やかでした。
来年は、こんな空を乗せて、走ろう。

Thanks to you who I've met,
and you,
even I don't see you around.

Hope you have a bright new year!

christomoko




Friday, November 20, 2015

晩秋の山形

早くも来年の特番の取材で、山形に1泊で行ってきました。
心身ともに、自然を体感する旅に。
何のために、どんな人に出逢ったのか、
1月、しっかりお話させて頂きます。
とても1泊とは思えない、充実、濃密な時間でした。

夕暮れ時の、静かな牛舎。


       










駅には、米沢牛のブロンズ像!立派!
もともと、牛を食べる習慣のなかった米沢に、明治4年頃から、教鞭をとるために来たチャールス・ヘンリー・ダラスさんが、米沢で食したことが、米沢牛のはじまりなんだとか。8年ほどの任期のあと、横浜に戻る際、米沢牛を1頭連れて帰ったそうです。きっと、上の写真の人のように....育てる人の手や気持ちの掛け方こそが、高級なんだと実感できる取材でした。









Sunday, November 15, 2015

コスチュームジュエリー TOMOKISSIMA

昨日は 仕事帰りに、千駄ヶ谷で4日間だけ開催される
TOMOKISSIMA の 
「2016 春夏コスチュームジュエリー展」に行ってきました。

TOMOKISSIMA

小川智子さんデザインの、Handmade Costume Jewelry。
まったく別なきっかけで出逢ったのですが、
それ以来、仲良くさせてもらっています。

智子さんは 日本生まれのミラノ育ちミラノ在住で、
いつも「智子さんへ、智子より(笑)」とメールし合う仲でして、

気さくで、パワフルな智子ちゃんのエネルギーが詰まっている感じ
軽やかで、チャーミングで、つけ心地、好きです。

お父様の小川健一さんが、
そもそもミラノでジュエリーでデザインをされていて、
今回も共同の展示会。

「どちらかというと、パパの方が、夢があるデザイン。私は現実的!」と!
今回、健一さんのはも1点お願いしましたが、
たしかに、白い夢のある刺繍とビジュー。。


「TOMOKISSIMA」は、
洗練されていて、アクセントになる個性的な雰囲気なのに、
飽きがこない感じ。

(最近は、海外のみならず、
日本でも、手に入るお店が銀座や代官山などにあり)


「洋服は音がしないけど、ジュエリーは音を楽しむこともできるから、
今回は、そういう視点のデザインも 出ていましたよ。

あと、”素材の探求” も,
いつも話を聞いていると面白く、
光ファイバー(!)を使っていたり、実験的なものも多いのです。
色味が風合いが独特なのは、そういう由縁も。

お気に入り見つけ、オーダー◎春前に届くのが楽しみー

気軽な雰囲気なので、何か素敵なモノを探している方、ぜひ。

OGAWA KENICHI /  TOMOKISSIMA
2016 春夏コスチュームジュエリー展
11月14日(土)〜17日(火) 11:00〜19:00(最終日は 17:00まで)

渋谷区千駄ヶ谷3-28-5 1F



Saturday, October 31, 2015

上高地は冬のはじまり

長野県の上高地へ行ってきました。
紅葉には少し遅い時期ですが、すっかり冬支度の景色。
上高地あたりの紅葉は、木々の枝の細さゆえか、
とても繊細でした。


「あたたかい日が続いて急に冷えると、きれいな紅葉になる」
と聞いたり、毎年、時期もドラマティックさも違いますが、
どういう紅葉でも、単純に
「見られてよかったなぁ」
「ゆっくり味わえてよかったなぁ」
と、最初に思う。
(昨年のも、思い出せるようで、鮮明には思い出せない)


ホテルにあった上高地の本を読んでいたら、
「紅葉する理由」に、
寒暖差などはあるとして、
木の幹の方が冬支度を始めると、
葉から栄養分を吸い取っていた管を閉じてしまうため、
いつも通り、葉っぱが光合成して溜めた栄養分が木の母体の方に流れず、
葉に溜まり、色づいていくのだと。
(だいたい、そういうことだったかと..)
へーなるほど!と、ものすごく新しいことを知ったような気がして、
うれしかった。


空気の冷えも、甘く見ていました...ダウンコート持参すべきだった。
もう冬ですね...。

曇り空でしたが、それだけに、カラマツの木の黄色などは、美しかった。

タクシーの運転手さんと、カラマツのことを話していたら、
もともとは、戦後、育ちが早い、ということもあって、大量に植林されたそう。
(なかなか、材としては、万能ではないようですが)

今度は、カラマツ目的で来ようと思う。











Friday, October 23, 2015

鴻池朋子さん個展

鴻池朋子さんに、久しぶりにお会いできました。
6年ぶりの個展、明日から始まります。
「根源的暴力」@神奈川県民ホールギャラリーで。

もう10年ほど前に、鴻池さんとは、森美術館でワークショップをさせて頂いたことがあるのですが、どこか別の世界につながるドアのような絵画。

到底産めそうにない世界。
でも、どこか親しみのある世界。
それが第一印象であり、今回も印象変わらずでした。

でも、しばらくが経って、東日本大震災もあって、
モノをつくること、共感すること、
見えるものと見えないもの、
信じることと信じられなくなったこと...

素材をはじめ、表現にとても大きな変化があることが伺え、そこも興味津々でした。

今週、設営の最中に、お邪魔させて頂け、明日、Atelier Nova で、お話させて頂きます!

鴻池朋子さん、とても素敵な女性です。

ぜひ、お出かけください◉
床から天井までの革の大作!
光の演出、おとぎ話の多様性を思わせる空間...私も、始まって観に行くのが楽しみです。

===
鴻池朋子個展「根源的暴力」@神奈川県民ホールギャラリー
10/24(土)〜11/28(日)。

*11/21(土)19:00〜 のイベント、良さそうですよ〜
(おとぎ話、ホーメイ歌手..)



Tuesday, October 13, 2015

秋の観音崎

連休は、いかがお過ごしでしたか? 
東京、横浜あたりは 雨もありましたが、秋らしい陽気でしたね。

私は、連休最終日はお休み。
お弁当を作って、子供と造形教室の遠足で横須賀方面へ行ってきました。

海の上は連休なしの様子で、多くの船が、忙しそうに行き交っていましたが、
おかげさまで、見ているこちらにとっては、活き活きした海の風景でした。

観音崎公園にも。
あの灯台、日本最初の洋式灯台だそうですね。
海、エメラルド!

時々、近くまで行っているのに、目と鼻の先の観音崎に寄らずにいて、
もったいなかったなぁと思うほど、
特に天気の良かった昨日は、すべてがキラキラして見えました。

テントやBBQをする人が多いと思ったら、BBQレンタルがあるらしい。

海に、ゆるやかに、まるく入りこむ 大きな岩の上に立つのは、快感でしたー

観音崎へは、おそらく高校生以来。
当時は、いささか緊張気味に出かけた気がして、
こんなに、のどかな場所だったかな〜と、ぼんやり思っていました。


小刻みに、目の前の風景が変わる地形、おもしろかった観音崎。
もっと行こう。















Monday, October 12, 2015

逗子海岸・NIGHT WAVE


ラブナイト!

毎月ゲストを迎えて開催している
「SWITCH」連載、  小島ケイタニーラブ「ラブナイト」。

第18夜の連載& ゲストに呼んで頂き、
久々に、音に囲まれながらの時間、贅沢でした。

小島ケイタニーをはじめ、
ゴンドウトモヒコさん(pupa)、村上啓太さん(在日ファンク)


ラブナイトのメンバー、伊藤豊さん、朝岡英輔さん、
Rainy Day Bookstore & Cafe のスタッフのみなさん、
来てくださったみなさん、本当にありがとうございました!

今回のために、打ち合わせも何度かしたのですが、
「え..そこ..?」と意外なところに反応してもらったりで、
とうとう本番では、
まさかの「銀河鉄道999」を熱唱、
ラジオ番組っぽい?という イントロ曲紹介バトル、
小さかった私の、横浜時代の異邦人的”クリスのブルース”(by ケイタニー)

また、
音楽と朗読をじっくり掛け合わせる時間を。
私の好きな「窓」の取材で、横浜へ行ってくださった様子も写真で合わせて。
丁寧に作られている「ラブナイト」ご一緒させて頂けて、嬉しかったです。

最近やっていなかったライブでの朗読。
やっぱりいいものだなぁ、と思いました。
コトバにしかできないこともあるから。


ラジオも、始めた頃より、ずっと好きです。
いろいろと変わっていくけれど、
やりがいも、理想もどんどん増え。
ぶれずに、柔軟に、やれたらと。

朗読は、茨木のり子さんの「感受性くらい」、
そして、谷川俊太郎さんの「鳥」は、
ケイタニーさんがつくってくれた新曲「窓になりたい」と合わせて。


 わーい!記念写真。(指をたてているのは、ラジオのアンテナ、ということで...)

打ち上げもおいしい お店  ><!Rainy Day Bookstore & Cafe @西麻布、
ぜひフラッと食事にでもお立ち寄りを!

また、ぜひご一緒させてくださいー♪

CREADIO に ゴルチエ氏!

 J-WAVE "SEIBU SOGO CREADIO"に、
ファッション界の巨匠!ジャン・ポール・ゴルチエさんがいらっしゃいました。
(オオキさん、ゴルチエさん、わたし)

38年間、続けてこられたプレタポルテを昨年やめられ、
さらに精力的に活動されている様子の中、
なんと、日本でも、今回、
セブン&アイ・ホールディングスが展開する新しいブランド
(この秋冬と、2016年春夏の2シーズン)
デザインされるのです。

番組の相方 nendo 佐藤オオキさんが、
その店舗のデザインを手がけられていることもあり、
今回、番組にいらしてくださいました。

会話のひとつをとっても、チャーミングな巨匠でした。
いや、巨匠と言われる人は、
やっぱり、いつだってチャーミングなのです。

それにしても、nendo佐藤オオキさん × ゴルチエさんが
ひとつのスタジオに居合わせるなんて...
贅沢な時間でございました。

そして、今期のデザインのモチーフは、
なんとメジャー!
メジャー好きな私もびっくりな、大胆なメジャー使い!


若い頃から、ずっと手にしていらした、メジャーやまち針を
ここに来て、デザインにあしらうなんて、
なんか素敵だなぁ、と思いました。

素敵な人は、
きらきらとした、
初心のかたまり!

Tarasukin Bonkers(タラスキンボンカース)

昨日のJ-WAVE Atelier Nova には、
かねてより、色々なプロダクトを愛用させて頂いていた制作ユニット、
Tarasukin Bonkers (タラスキン ボンカース)」の
近藤拓也さん(写真右)と北田啓之さん(写真左)をお迎えしました。

流木、漁網、ロープ、端切れ、石 などを使いながら、
見事なデザインセンスによって、
素敵なプロダクトをつくる お二人。

何よりも、そのモノの、存在へのリスペクトと愛を持って、
モノ作りされていることが伺え、一ファンとして、とても嬉しかったです。

繊細で敏感、そしてピュアに感動する、
柔軟で瑞々しい心の輪郭が、
生むモノのカタチになっているようでした。

南伊豆の工房から、お越しいただき、
ありがとうございました!
またお目にかかりたいです。

うちにある、Tarasukin Bonkersの布マットとホウキ。
 

 

Saturday, October 3, 2015

花柄のエイ

新江ノ島水族館へ。

チームラボの手がけた「ナイトワンダーアクアリウム」、
夏休みを避けているうち、すっかり今日になってしまいましたが、
平日は、ほどよく観やすかったです◎

水族館に、ペンギンやイルカやクラゲなど、
そういう生き物ではないものを、
楽しみに行く機会は、初めてかもしれない、と思う。

呼応する球体。
入り口からもりだくさん!

大水槽では、泳ぐ魚は花束に!
(身体に花が投影されます)
エイの身体が、平面大きいからいいなぁーなど、
何目線か...普段思わなかったことを思ったり。。


こちら、ちょっとブレていますが、これでもキャッチした瞬間でして...(笑)。
花柄エイ。本人はなんとも思っていないことでしょう〜

そして、

海面上は、暴風あともあり、
またまたこんなにも美しい景色!



Monday, September 28, 2015

こんなこと します◎

現在発売中の「SWITCH」の
小島ケイタニーラブさん連載ページ、私、ご紹介いただいています。
(宮沢りえさんの特集だったわ、イェイ)

その人のルーツを聞き、キーワードを探して旅をする
という、ユニークな連載ページなんですが、
今回は、私の ”窓好き”を拾ってくださり、横浜へ?!

私のラジオに対する姿勢なども、
ツボを得てくださっていて、うれしい。
(よかったら、読んでみてください!)


そして、このページを起点に、
毎月開催されている 小島ケイタニーラブ「ラブナイツ」
10月11日(日)は、わたくし、ご一緒させて頂きます。

この回は、
ラジオ好きという小島さんと、
ラジオの表&裏 で遊んだり、
音楽も秋らしく楽しんで頂けるよう、
鋭意、打ちあわせ中!

秋の週末。
リラックス、ワイワイ、時々シャキッとなるんではないかな。

10/11 日曜 夜18時〜 
西麻布のRainy Day Book Store & Cafe にて。
お時間許せば、気軽に、ぜひいらしてください。
お待ちしていまーす◎

*****

【日時】  
2015年10月11日(日)開場:17:30/開演:18:00



【出演】  
クリス智子(メディア・パーソナリティ)
小島ケイタニーラブとラブナイツ
<音楽ゲスト>ゴンドウトモヒコ、村上啓太(在日ファンク)
      
【会場】  
Rainy Day Books & Cafe  (東京都港区西麻布2-21-28 スイッチ・パブリッシングB1F) 

【参加費】 予約・当日ともに 2,500 円 (1ドリンク 付)(限定40席)
予約・お問い合わせはlovenightrain@gmail.  com(ラブナイト予約係)まで





Wednesday, September 23, 2015

あと1回!

WOWOW「ハリウッド・エクスプレス」のナレーション収録にて。
ディレクターの飯塚さんご持参の自撮り棒にて、自撮りをすすめて頂き、初自撮り。
そしたら、自撮り棒自体が映り込んでしまったよーははは...ひどーい(笑)。

飯塚さん(右)と田中さん(中央)と。
いつも、本当にありがとうございます!!

山寺さんともパチリ。

次ラストだーなんて話しながらの一枚で、
自分では、いろんな気持ちが映っている気がする....


そうなのです。これまで10年ほど、毎週あった現場なのですが、
いよいよ来週が最終週。

ハリウッドからの最新ニュースをとって出しの番組。
アメリカから映像届き、編集、翻訳 ...  
スタッフみなさん頑張ってくださり、
バトンをもらって、ナレーションをさせて頂いてきました。

映画ニュース情報番組ではありながら、
いつもアットホームな雰囲気で、居心地のいい現場だったので、
当たり前のように会えなくなると思うと本当に淋しいのですが、、
いかんせん、自分の身体も一つ! 
ここで、バトンタッチさせて頂きます。

出逢えて本当に良かった スタッフ&山寺さんです。
ありがとうございます。

これからも変わらぬお付き合い、お願いしまーす。

あっという間のようで、色々ありましたね〜
今から、打ち上げが楽しみです...ふふふ。

最終収録、しっかり頑張りますー◎

Thursday, September 17, 2015

土祭 2015

栃木県の益子町にて「土祭」(ひじさい)がはじまっています。 9/13 新月 → 9/28 満月 の日まで。
3年に一度の、土地のお祭り。

初回の2009年。
はじまる数日前に、親友夫婦に誘われ、
初めて益子を訪れ、忘れられない出逢いがあり、
私は、そのまま、出逢いと勢いに身をまかせ、
数日後の初日に、土舞台で詩を朗読するために、
また、益子に舞い戻ったのでした。

誰もが、会えば、その審美眼と佇まいに吸い込まれる、
starnet の馬場浩史さん。

出逢えた喜びも束の間。
二年前、55歳で、まさかの他界でした。
いまだ信じられませんが、
会いたくても会えないはずが、
益子に行けば、馬場さんを通して出逢った人たちと夜を共に過ごせば、馬場さんにたしかに会えるような気がするのです。
人は、結局、その人の肉体よりも、他人の中に生きているんだろうかと。

私が、馬場さんのお話をするには、知らないことだらけですが、
初めて会った時の衝撃は消えぬままに、
月日が経つごとに、その大きさに触れる気がします。
そして、今でも、知り得る人には出逢って欲しい美学があり、
微力ながら、伝えたいと思っています。

土祭、益子に行くと、どんなにクリエイティブなことでも、
受け継いできた何かを ”伝える”ことの大切さが潜んでいないと、
あっさりと、時代に 淘汰されてしまうのだろうと、感じます。
自分のそれは、やっていることに潜んでいるだろうかとも、考えます。

でも、個とは、そもそも、目立つものではないのでは?と。
大切なものだけれど、時代の中に飲み込まれて当然で、
人が集まる人、目立つ人、というのは、
今や未来はこうだ、と言う人ではなく、
ただ、営みとして、過去から流れてきているものを両手で受け取って、
自分流に提示し続けている人なんだろうと。

どうだろう。

とにかく、そんなことを考える時間自体、益子のもたらず魅力で、
取り憑かれた一人のようです(笑)。

さて... なぜ、馬場さんの話 +余談 を書いたかというと、
この「土祭」は、馬場さんが考え、総合プロデュースされ、始まったものだからです。
もちろん、益子町の人とのつながりの中で。
そして、その根は、どんどん、しっかりと張られているように、感じました。

さらに言うと、今在る人のみならず、
馬場さんをはじめ、他界された益子の素晴らしい陶芸家の方たちも参加しているような空気感が自然にあり、空に近いところで、緑をそよがす風の音がするたびに、あ、いる、と黙っていても分かるのです。

それは、とても大らかです。

もちろん、それぞれに 思い出す人があるだろうと思います。

地元のお祭りは、ともすると、よそ者には入りにくい時がありますが、
土祭は、自分のルーツや、人としての、当たり前の暮らしや営みの尊さを見せてくれる
お祭りで、神社や古民家、池や蔵.. いろいろなところに、アート作品や歴史が点在しています。

宝探しのように、益子の町歩き。

まずは「土祭という旅へ」という読物(&ガイドブック)を手にすることをオススメします。(800円)→ 
大充実!往来の道中、じっくり読めます。
作品の説明も丁寧です。

以下、個人的なオススメ、記します。

・「益子の暮らしが見える小屋」高山英樹さん
 
・「聖なる侵入より/森閑」 
   サウンドクリエイター川崎義博さん 

・「素/しろ 舞踏する成井恒雄の体温」村田昇さん

・日下田藍染工房 

などなど...意見、見解など、追って書けたら、と思っていますが、ひとまず、今週土曜日のAtelier Nova で、オススメの作品見どころも、ご紹介しようと思っています。(Atelier Nova : Sat. 12:00〜15:00)よかったら、聞いてくださいー。


来週のシルバーウィーク、ご予定まだ決まっていない方、ぜひ益子「土祭」へ ◎







Thursday, September 3, 2015

はじまる、準備

8月最後の日の夜、新学期の支度で、子供のクレヨンを削っていました。
好んで使っている色は先が丸く、そうでもない色は削るのも少しで、
使い方がよく見えて、面白かった。
まだ力の入れ具合も定まっていないし、力もグッと強いので、
いいと思って買ってみても折れやすかったり。
ようやく、落ち着いたのが
ドイツのSTOCKMAR(シュトックマー社)のクレヨンです。
蜜蝋なので、子供でも安心、というのが先にありましたが、
色はわりと地味目?(ピンクもない)ながら、
重ねていくと、いい風合いの色が出せると聞いていたとおり、
味わい深い色も可能。
(そして、今のところ、折れていない◎)

画材屋さんにあるサンプルの絵などを見ると、
たかがクレヨン、されど!で、スゴイですよね。

そうしたそんな作品とは、別ベクトルではありますが...
またまた、今学期も、どんな傑作を持ち帰ってくれるのか、
楽しみです。

***
そんな、back to school でもある9月。
今週土曜日のJ-WAVE Atelier Nova では、
そういうテーマで、ちょっと色々お届けしようかと。

廃校リノベの活気ある拠点、今一度、出かけたり。

平日はガランとしていて、休日の学校に来たみたいだった。
それも、またよし。
階段の踊り場になる手洗い場からは、
ちゃんと目の高さに窓があって、校庭が見えた。
こういうところから、誰かの姿を必死に探してたっけな。

いろいろな人に出逢って、経験して、
日々、自分が形成されていった場所。

学校に行けて、よかったなぁと思いました。

こどもの学校のことで、
また学校の体験ができるのも楽しいと思っているのですが、
こうして、ふと、自分の学校時代を思い出すのも、大切な時間でした。







Sunday, August 30, 2015

デザイン、新しい息吹

J-WAVE 日曜夜21:00〜、nendoの佐藤オオキさんと共にお届けしている
 J-WAVE SEIBU SOGO ” CREADIO ”。

今週は、nendoの新オフィス、そして、
リニューアルした西武渋谷店へ、デザイン散歩!

西武渋谷店、A館3Fのレディースフロアを、nendo がリニューアル担当。
コンセプトは、”ヨーロッパの公演に隣接した遊園地”ということで、
たしかに、気持ち上がる雰囲気に包まれる空間。
仕事中だったもので、買い物ができなかったことが悔やまれました...(当たり前か!) 。
また、ゆっくり行ってみよう。。
(西武渋谷のサイトより)

下の写真は、赤坂の草月会館 2F 、
nendo がリザインしたカフェスペースです。

緑と、246を行く車の流れが、四方八方のガラスに映り込み、
森と川の中に佇んでいるような錯覚を覚えました。
(大きなガラス × 黒い窓枠 × 緑の借景....この掛け合わせ大好き。¥.¥)

丹下健三さんの名建築、
イサム・ノグチさんの石庭。
そんな建物に、
新オフィスを構えたnendo.
これからの展開を期待せずにはいられないです。

超多忙なnendoの佐藤オオキさんの、オンタイムな声、情報、感想などなど
J-WAVE SEIBU SOGO CREADIO  
番組で、ぜひ。



Saturday, August 29, 2015

江口洋介さん&「天空の蜂」


今日のAtelier Nova には、江口洋介さんご登場頂きました!
つい、「あんちゃん!」(懐..)と言ってしまう親しみやすさ....
数年ぶりにお会いできるのを楽しみにしていました。


9月12日から、江口さん最新主演作「天空の蜂」が公開になります。
東野圭吾さん原作、堤幸彦監督。
(出演者には、本木雅弘さん、綾野剛さん、仲間由紀恵さん、柄本明さんなどなど)

日本最大の巨大ヘリコプターが乗っ取られ(江口さんは、この技術者の役です)、原子力発電所の真上に静止しながら、駆け引きが繰り広げられていくストーリー。
原発やテロの問題を1995年当時に、ここまで描いていらした東野さんの原作のパワーにも、あらためて驚きます。
そして、様々な人間模様を描きながら感情移入させてくれるので、スリルが抜群に響いてくるエンターテインメント映画。いろんな意味で「映画にしかできないこと」を見せつけてくれるような、作品だと思いました。

それにしても、言葉どおり、手に汗握るシーンが多いのですが、
地上400mのヘリコプターでの撮影、体当たり演技だったと!ゾッ.....(T.T)

私は、人生で後にも先にも一度、という、スカイダイビング体験をした時に、
ヘリコプターから、眼下の雲しか見えない空中に飛び降りる、という体験をしたことがありますが、こっそり、その日の朝、遺書を書いて、出かけたくらいです(苦笑)。
俳優とは、そんな日々なのか!!

最近は、社会派のドラマ/ 映画にご活躍の江口さん、
相当なセリフの難しさに加え、体当たりな現場....肩を揉んで差し上げればよかった。
実は、所属事務所が一緒なのですが、また忘年会、新年会でお会いできた際には、
しっかり揉みたいと思います。

というわけで、相変わらずのかっこよさと、ちょっと天然(←多分、私に言われたくないでしょうけれど...苦笑 )そのバランスが、素敵で魅力の江口さんでした。ラジオだと、そのままの声だから、やっぱりいいなぁ、と思いました。

「天空の蜂」9/12公開、ぜひご覧ください。興奮必至。


Thursday, August 20, 2015

夏の庭園美術館

白金の東京都庭園美術館でやっている「アールデコの邸宅美術館」に行ってきました。

約3年の改装期間後にも思いましたが、
旧朝香宮邸の建物は見応えあり!
その時代の粋を尽くした、
また夢に溢れた時代のエネルギーを感じられるような気がします。
美術館になって、よかったわぁ。(観られるから)

今回は、建物に合う時代のアイテムが部屋ごとに置かれていたり、
どちらかというと、美術館というよりも、住まうような感覚の展示でした。

アイテムとして目に留ったのは、ヨーゼフ・ホフマンのティーポットや、
ルネ・ラリック(もあるのですが)娘さんのスザンヌ・ラリックの陶器など。

改装にあたっても、かなり修繕された1階にある香水塔の修復の様子なども
映像で流していて、3年はゆうにかかるんだなぁ、と見ていました。

とことん細工を極めたアール・ヌーボーの時代のモノも個性豊かだなぁと思いますが、
その後の、幾何学模様や、合理性を求めて花開いたデコの感じも好きです。

パターンやデザインがあるものの、
やはり人間がつくった、という匂いが、しっかり香ってくるあたりが。
気ままに散歩に行くような気持ちで行ける美術館なので、ありがたい。
木々もさすがに高いので、蝉の声も空から響くようでした。