紙面には連日、国内の政治家資金問題とハイチ地震。 fair とは。 報道されるハイチの崩壊の惨さもさることながら、災害孤児の連れ去り・売買が横行中という現実には、先週も報道を見てあらためて驚いた。ユニセフが空港で同行者の身元確認などをし子供たちの出国を厳重にチェックしているということだけれど・・・食い止めきれるといい。大地震ですべてが崩れる中、親を見失い、知らない人に連れ去られ、売られ、知らない土地で勝手なことをされてしまうのは想像するだけでも痛い。
ところで、アメリカでは、ジョージ・クルーニーさん司会で、ジュリア・ロバーツ、U2ボノやマドンナ、スティービー・ワンダー、e.t.c..多数のセレブリティが参加したチャリティー番組"Hope for Haiti Now"が昨日ありましたね。残念ながら見られず、見たかった!こういうの早いし、ちゃんとやる。
個々のつぶやきが流行る時代、つぶやけない大勢の人の声、フォローしていきたいと思う。つぶやき、見るのか、耳を澄ますのか。どこまでのことが聞こえるのだろう。でも、こういう時に何かするかスルーするかで、地球上に生きる、生き物同士の見えない輪に入れるかどうか、根っこのところでつながるかどうか、いざと言う時、肌で感じるのではないか、と思ったりする。
日々、世界とコネクトするインターネットを使える環境に生かされているのだとしたら、大きなことはできなくとも、自分のこの指先に、形にして、力にして、送れる手段を持っているアドバンテージは、ちゃんと活かしたい。
HOPE FOR HAITI NOW : https://www.hopeforhaitinow.org/
UNICEF 日本協会: http://www.unicef.or.jp/