日曜日、街はお店も閉まっていて 静か。カフェでアカシア蜂蜜のクレープとロゼ、さらにテ・オレまで頼んで、本を片手にのんびりする。本は、パリ生活も長い稲葉宏爾氏「フランスぶらぶら案内」。で、この1冊..いつどうやって手にしたか記憶にないのですが、いつか読もうと思って大事にとっておいて、とうとう、ここで!という数年越しのオープン!と言っても、写真とエッセイ的に読みやすい文章でして、フランスのちょっと気になることが書かれてあるのですが、タイミングとして、今 読んで正解でした。パリの住所ってどうなってるんだっけ?とか、夏のヴァカンスのこと、学校のしくみ、など、観光ではない、生活よりの本。
今回泊まっている寮の近くのカフェは、カタコトのフランス語でも、笑顔で対応してくれ、居心地よく、あたり。ホッ..。 以前は「フランス人は英語を嫌う」とか「英語を話してくれないよ」と言われたりもしましたが、私が知るかぎりでは、みんな、レベルは個々に違っても、話してくれます。今回は”英語をなるべく使わないようにしよう”と一応 思っているものの..時々..つい...。 若い世代になればなるほど話す印象でしたが、今回は、学校の近くにある美味しいブーランジェリー(パン屋さん)の若い女の子などは英語はNGで、ちょっと冷たささえ...。(¥-¥;) (ま、これは性格もあるかもしれないですが..) いずれにせよ、フランス語ができない私がいけないので しょうがない!それでも、やっぱり美味しいので、通ってしまった。あとは、できるようになればいいだけね。もちろん、日本語でも同じですが、言葉が通じなくても、結構、笑顔でいれば通じる人は多いです。
店員さんといえば、いろんな人がいて面白いですが、サンジェルマンで洋服屋に入ったら、超エディ・マーフィ似の店員さんがいて、私に何か日本の香りを嗅ぎ付けたらしく、エディ・マーフィ的なこぼれるスマイルで 日本の素敵さを語り、しまいには 夕飯に誘われる。パリでナンパかぁ〜 悪い気はしない...んだが!しかも、ちょうどその夜、一人ゴハンだったんだが... 推定20代前半のエディ・マーフィ... 可愛い人だったけれど、ありがとう、笑顔で退散..。我が妹からの『パリではスリと甘い言葉にご用心!』とメールを思い出す。 スリ・・幸い、旅先でそういう目に遭遇したことがないんですけど、何人からも、スリには注意!と言われ渡仏。私などは、"人を疑う前に自分を疑え"で、 自分から パスポートを落としたりしていても、拾って届けてもらってるぐらいなんで...今のところ、おおむね大丈夫。でも、本当にスリに遭ったら大変なことになるなぁ、とは時折思って、気を引き締めています。 今回、落としそうで落とさなかったのが、電車の定期。どの沿線も同じカードで行けるので、メトロ移動がホント楽でいい。(前は、"カルト・オランジェ” というカードだったけど、最近、NAVI GOに変わってました ) フランスの駅は、アナウンスないし、静かで好き。降りそびれたら、自分の責任、戻るだけ。車内広告もないので、落ち着きます。・・・と、だらだら書いてしまったけれど、雨も上がったようなので、そろそろ動こっかな。パリからでした!