さて、語学学校のクラスも新鮮。他愛ない学校の話をちょっと。私は学生の頃、フランス語のクラスをとっていたものの、あの頃学んだ事ですら出てこないので、本物に触れることが大事、をモットーにしている私は、パリにとりあえず来てみました。入門クラスでのんびり思い出そうと思っていたのに、初日の朝、テストを一応受けさせられる。設問すら わからないものもあって、めげる。唯一 満点の項目が、お恥ずかしながら... 「お店でメニューをオーダーする時の会話」...。 やっぱりなぁ〜そこだけ、言語が違って見えたもの。 だてに、フランス料理で昔バイトしてなかったぜィ、その後も食いしん坊だぜィ、という以外は...これから身につくのだろうか...。だって、帰りに渡された紙の中の ”TAXI” と書いてあるところに 先生が丸をつけたので、「え...タクシーで送迎??」と一瞬思ったら、それは入門クラスの教科書のタイトルだったでちゅ...。我ながら、心配心配〜。
クラスは、ロシア人2、韓国人、エジプト人、デンマーク人2、スペイン人、アメリカ×日本人の私、と、来た甲斐がある国際色。久々の感覚。みんな違うところから来ているけれど、一つのことを一緒に勉強しているうちに、あっという間に溶け合っていく。少人数ながら、早くできる人、声の小さい人、毎回同じことを聞いちゃう人、睡魔に負けている人..などなど、お国は違えど、いたいた〜というクラス感は、変わらず懐かしい。そして、国籍を言い合う時に「僕は、ジプシーです」と答えた彼がいて、「へぇ〜ジプシーの人は、国籍を聞かれても ジプシーって言うのかぁ〜」などと関心していたら、「エジプシャン」だった.. (マジシャンみたいだけど、エジプト人)。なーんか、話がずれてる?と途中で思って気になり、真横の彼を見てみれば、とってもエジプシャン。 そして、好青年風のその彼は、タバコを吸わないとやっていられないらしく、最初のうちは、フランス語も早い回答なのに、明らかに途中から集中力の切れるタイプで、横にいておもしろい。 そんな彼は、今日のクラスで、サッカー選手と判明!集中していたら、相当決めてくれそうですが...。明日も、漏れ聴こえてくるアラブ的音楽も楽しみに、頑張りやす。