Wednesday, November 26, 2008

オノ・ヨーコさん

 夜は、オノ・ヨーコさんの講演を聞きに(オノさんの母校)学習院女子大学へ足を運んだ。校庭には、遅くまで部活の練習の声。夜の学校も懐かしい。「こうして、私も学校という場所で、守られて生きていたなぁ」などと思いながら、校門から続く 並木道を歩いてホールに向かった。
 ジョン・レノン氏との昔の映像や、昨年のアイスランドでのIMAGINE PEACE TOWER のセレモニーの様子、また、学生さんたちからの質問に答えていく形式でトークショーが進んだのも、新鮮だった。(学生さんの中には、興奮して涙声で質問をする人もいた) love & peace, love & hate , love yourself.オノ・ヨーコさんのアートの基本軸を中心に、様々な話に。ジョンとの話、彼が亡くなってからの世間のツライ目を浴びた頃の自分の話、自分をいかに生きるか? 幸せとは?愛とは?平和とは?などなど、ものすごいオーラを放ちながらも、それを上回るほどの 親近感で 話すヨーコさん。あのバランスは、ワン&オンリー、見たことがない。

 今日のお話を 私が書いて 曲げたくないので、多くは書きませんが、一つだけ言うと、『ジョンの、どんなところがよかったんですか?』という質問に対し、『感情的な人だったけれど、私たちは、お互いが、自分にも相手にも、正直だったことが合っていたし、幸せだった』と言っていた言葉は、そうだろう、と思った。 私も、自分にも人にも、正直でありたいと強く思う。マジメな話だけれど、ヨーコさんが言う『隠し事があったりするのは苦手で、そういうことがあるのあら、真実の関係ではないし、そうでない関係ならば、繕うことや、隠すことに力を注ぐことをムダに思うわよね、」にも、うなづく..。 努力も忍耐も必要だけれど、、そんなことを追求したりしながら、自分がやろうと思うことにまっすぐ向き合って生きていたら、よそ見している暇なんてないのである!

 常に「正直に生きてきた」ということが、あの あたたかく輝いているヨーコさんの存在を唯一無二に するのだろう。
きれいだった、ヨーコさん。最後のダンス、最高だった。JOY.

it's very nice to think about LOVE besides anything else.(by Yoko Ono)