
しかも、私は、これを観るまで、本当の「スター」を知らなかったのかもしれない、と思った。というのも、人としての輝きがすごすぎて・・すごすきることを、マイケル本人はとてもよく知っていて、謙虚に遠慮がちに生きていたのではないか、と思うほど。目の前の映像を観ながら、もしかしたら、かなり未来から、実は来た人なのではないか、と思ったり。すべてにおいて、的確に見えてしまっているから。才能の長け方が半端じゃない。音もダンスも言葉もメッセージも、映像もファンのことも、地球の危機も、愛の尊さも、もう何もかも。そして、ふんぞり返っているスターではなく、ダンサーやスタッフ一人一人、人を思いやって 輝かせる術や心を持っている、大きな人でした。だめだ・・感想は山のよう、滝のよう。
小さい頃から影響のないはずはないマイケルですが、初めてやっと「こういう人だったんだ..」とスターだけではない、人間らしい部分を知れた気がしたのに、もう、いないという現実・・心からのレクイエム。 とにかく、説得力がすごかったです。「気合いが一流」の人が集まって創り上げられてゆく マイケル・ジャクソンのステージは、ダンサーやミュージシャンの形になった夢と希望と、見たことのない未来だらけ。自分の高みを志す精神力の大事さを、思いました。気合いが一流、である大切さ。
もしもツアーだったら、絶対に観られなかったであろう マイケルのステージを、さも そばにいるかのような距離で観ることができる映像、貴重すぎます。ぜひ、11/13までらしいので、なんとか行ってみてください。体の動きひとつから、学び感じることがあると思うので。予想外に大きなものを観てしまい、帰りはふらふらしていました。もう1回ぐらい、観に行こうかと思っているところ。