最近、本も読み直していた「サヨナライツカ」の試写へ行ってきた。映画では、おっ、こんな部分もプラス!というのもありましたよ。(2010.1.23公開)せつない恋愛だけど、濃厚だったひとときの互いの思いというものは、生きている間の時間なんて軽く超越するのかもしれない。人と人の間で揺れたり揺れられたり、人生の選択肢、心から消えない人のことを描く、余韻も味わい深い映画でした。 人は、心の生き物。イ・ジェハン監督は「若い頃の選択肢がどういう影響を人生に及ぼすのか、歳を重ねてからの懐かしさ」などの表現には力を入れたとおっしゃっていました。恋は叶ったほうがいいか、叶わないほうがいいのか...?選択によっては、そばにいる人より、離れている人を思うこともあるのだろうかな。