春は「やわらか」だとか「おだやか」といった表現が合う季節だと思っていましたが、よくよく、今日のような強風に吹かれていると、春は、芽吹く力といい、力強い季節であった、と思うのでした。
しかし、今日は風は吹いても、あたたかである、という天気予報を前日に聞き、ちょっと大きめの公園まで足を伸ばしました。鳥の声、木のざわめき、子供たちのはしゃぐ声、木の葉を掃く音、砂の舞う音、すべては、今日の風にのって。昨日とも明日とも違う音。
色鮮やかな花が、公園のあちこちに咲き始めていて、そんなつもりもなかったのに、家に帰ってカメラを見れば、花ばかり撮っていた。
モノクロのように見える木の枝々は、季節の変わり目の色。
そして、家には踊るように開くチューリップ。
読んでいると、まるでクリ智さんのナレーションが聴こえてくるようで、何だか心が温かくなりました。
ReplyDelete力強い植物達の息吹きを愛でつつ、春の柔らかい風の中、我が子の成長に目を細める春ですね。
by レッドファーム☆
つい、そう言われて、声に出して読んでしまいました(笑)。
ReplyDelete自然の一部なんだなぁ、とたしかに、公園散歩でも思ったりしますね。
子育ての先輩!
ところで、以前にも番組などでご紹介したことがありますが、
この時期、声を出して読みたいのは、
中原中也氏の「春宵感懐」。
とってもゆったりした気持ちになれます。
春の夜の散歩に最適。(ちなみに、今日は暴風...散歩はやめましょう。)