GW 中、笠間・益子旅に友人夫婦と出かけてきました!
笠間は、東日本大震災でも震度6強の被災。関東の焼物がたくさん生まれる大事な土地で、多くの窯が壊れたり、作品は割れ、被害がとても大きかった地域。 そんな中、例年行われる「陶炎(ひまつり)」は早いうちに開催されると発表あり、私たちも知人の陶芸家をはじめ、新しい陶器や人との出逢いや交流を楽しみに行ってきましたよ。額賀章夫さんのブースにまず行って、ご挨拶。
他の方に「毎日土を触っている人は違う」と聞きました。本当に、額賀さんをはじめ、みなさん底力が違うような気がした”ひまつり”。ものづくりをしている方々の再生力に触れ、感動しました。
それにしても本当に元気で、連日お忙しいであろうに、他の陶芸家のみなさんも夜は集まり、私たちも混ぜてもらい、ワイワイ、ゴハンと音楽と歌。歌ったなぁー。窯に作品を入れている間に、みんなギターを弾いて時間を過ごしているのか?!という弾きっぷり。ネタ帳まで出てきて(笑)楽しい夜になっちゃった。ありがとうございました。
そんな”ひまつり”、緑豊かな"笠間芸術の森公園"に200近い陶芸家ブースがテントを張り、なんと今年は38万人もの人が集まったそうです(どうりで..人が多かった!)。今年は、あまり人出がないのでは...と思っていた中、こんなに多くの人が来てくれて、過去にないぐらいの感謝の気持ちでいっぱい、とおっしゃっていました。
支援と言いつつ、たくさん楽しんで陶器の収穫!狙っていたものから、ハッとして日常にとりこむものまで、いろいろ。最近の新聞に包まれて、家に持ち帰りました。
40歳から陶芸をはじめ40年、このひまつりにも最初から出店しているという堤さんという女性の陶芸家にお会いしました。宇宙や地球や海といったものを、大胆に感じさせる作風で、これはひとつ家に置いて、ぜひ愛でさせて頂こうと購入しました。4、5日と、通常よりも長めに窯に入れることに、最近ハマっていると。「時間というのは、意味があるんだねぇ」と言う言葉が耳に残りました。あと、40歳から始めたのか!と、やる気に燃えた単純な私(笑)。
長く書いてしまいましたが、帰りには益子にも寄り、まだまだ思い出たくさんの1泊2日となりました。
また来年も行きたいなー。ひまつり、万歳!会場のみなさん、お疲れさまでした〜。
* 最後に、会場で多くの作家のみなさんに「番組、聴いています!」とお声をかけて頂き、驚きました。東京より聴取率ずっと高い!?(笑)嬉しかったです。こちらも、がんばりまーす。これからもよろしくお願いしますー。