Sunday, July 12, 2009

羽根が見える ノートルダム大聖堂  

 ランスはシャンパンでも有名ですが、ノートル大聖堂も。代々、フランス王の戴冠式が行われた聖堂、いざ来てみれば、貫禄あり、見応えありました。シャガールのステンドグラスがあるので楽しみでしたが、あまりに高い位置で、じっくりは見えず。でも、確実にシャガールの雰囲気のステンドグラス、普段見る絵が「光を含む絵」になっていて、青が美しかった。建物自体、外は実に古めかしく、レリーフは崩れ落ちている部分も多いですが(戦災に遭い、修復もされている)、それだけに中に入ると、中は守られている感覚が、よりいっそう強かったです。 建物の風化は、人間にはなし得ない 時間との付き合い方... 黙って、こういうものを見ることで、たくさん学ぶような気がします。そして、どうも日常に鳥が多い、とパリでも思っていたのですが、新しい建築物と違って、彼らが とまりやすい造りなのですね。知らず知らずに、遠ざけてきているのかもしれない、いろんなこと。しかし、見れば見るほど、この小さな町に、こんな立派な大聖堂。たくさんの天使が すんでいるだろうと思いました。