Monday, July 14, 2014

夏休みのはじまり、横須賀美術館へ

 横須賀美術館で始まった「キラキラ ザワザワ ハラハラ〜こどもと美術館を楽しみたい」展、
こどもと楽しみに行ってきました。

噂に聞いていたとおり、海の見える芝や美術館内、どこにいても解放的♪

少し薄曇り(+雨ぱらぱら)の今日は、晴れた夏の暑い日より、よほど好天気に思えました。
美術館入り口前の芝生も好きなだけ走り回り、
今は、こんなビニールハウスのような中に素敵な空間が!
これ、傘をさして通ると、光の花が降りそそぎますー。
幸せのひとつのかたちですねぇ。

    彫刻家、西村正徳さんの作品。美術館に入ると、こんなに大きい黄色の傘が。
   彫刻って広いんだなぁ。
無条件で「わーー」と近寄ってしまう魅力。
(順番でみんな写真を撮っていたので、周りにはたくさんいたのです
あーーこっち向いてー... 苦笑)


重田佑介さんの「かぞのもり」という作品は、
ずいぶん長いこと、こどもが遊んでいました。
何も描かれていない白い本を開いて床に置くと、
小さな画素で作られた、ちょっと懐かしい感じのアニメーションがうつるのです。
絵本の中で、動く。
葉っぱや、家や、水などなど。


以前、番組にも来て頂いたことのあるtupera tuperaの部屋も、
不思議な生き物いっぱい、気持ち上がりました!
















































すっかり満喫しお腹も空かせ、もうひとつのお目当てだった食堂へ。
海苔やワカメ漁の網が普通にある、海へと続く小道を通り抜け、
海に面したあのんびりした場所。
ここも子供が当たり前にたくさんいて、気楽でした。

”こどもがいることが自然”な空間は、
実際に自然に近くていいなぁとあらためて思ったりもしました。
なにより、こどもたち(+親たち)が、緊張下にないからか、
かえって、こどもは、ちゃんとしている。
ん〜・・でも、たまたまかな??(笑)

また三浦半島行こう。

横須賀美術館の「キラキラ〜」展は、8月31日、夏休みの終わりまで開催でーす。


最後に、ちょっと大人の目線で見たモノとしては、村井正誠氏の「四人」 素敵でした。


帰って調べてみたら、等々力には村井正誠美術館なるものが!
今度、行ってみようと思いまーす。

夏休み、いろいろ今年も体験するぞー




Saturday, July 12, 2014

Atelier Nova に 美術監督・種田陽平さん

今日のAtelier Nova には、美術監督の種田陽平さんが来てくださいました。
数々の!映画の美術監督をされてきている種田さん、
7/19公開のジブリ映画最新作「思い出のマーニー」でも美術監督をされています。

アニメーションの美術監督は、今回初めてだそうですが、
実写とアニメーションでは、
結構な違いがあるのではと思いきや、種田さんにとっては、他の国で仕事をしているのと似た感覚と。
この颯爽として、ボーダーレスな感じ、お話の端々から感じられました。





ところで、「思い出のマーニー」には、北海道の湿地帯に、”湿っち屋敷”と呼ばれる素敵な洋館が出てくるのですが(こちら)建物も青い窓も、色々なリサーチを経て辿り着いた家。元々イギリス児童文学だったこともあり、日本では緯度が近い北海道を舞台にしたそうです。

「青い窓とマーニー」は、今回の映画でも大事なシーンなのですが、
他の作品でも、窓やドアは、映画では重要なシーンになる場合が多いみたいですね。
ちなみに、上げ下げ窓は、あまり映画には向かないそうです。
(想像するに....顔ともぶつかるし、「おいっしょッ」と力を入れてあげる感じは、
 イマイチなのかな?笑)

とにかく、空想の世界のはずが、実際にあるような気にもなる風景。
観た人の心にずっと残る、その映画の”印象”そのものをつくる お仕事なのですね。

挙げたらキリがないのですが、
「ステキな金縛り」「有頂天ホテル」をはじめとするみ三谷幸喜作品、
是枝監督の「空気人形」、「フラガール」、「スワロウテイル」、「悪人」、
「ヴィヨンの妻」、あと「タランティーノ作品「キル・ビル」も。

海外作品は、ここ最近も色々やっていらっしゃるそうですが、日本で公開されていない!
例えば、キアヌ・リーブスが監督&主演した「ファイティング・タイガー」も美術をされたそうですよ。(こちらは、DVDが 8/6に出るみたいです)

美術監督で、観る映画を選んでいくのも面白いかもしれません。
案外、ジャンルは別でも、"好み"で つながるような気がします。


*そうそう、「思い出のマーニー」の主題歌、Priscilla Ahn  "Fine On The Outside"
好きです。映画ともぴったりでした(¥.¥)


Saturday, July 5, 2014


六本木ヒルズにある森美術館で開催中の
開催が始まった時に番組でもご紹介させて頂いたのですが、
僭越ながら、わたくしのオススメコメントがペタリと貼られた図録が
出来上がってきました。

『想像する世界にこそ、
真の自由があることを、
小さい私たちは、
知っていた。』


小さい頃、わざわざ言葉にして人に話したりはしなかったけど、
確実に存在していた 自分だけの世界や感情が、
とっくに忘れていたような小さなことが、思い出され...

そして、それは、想像の世界と現実の線引きが、
どのへんだったかも定かじゃなかったような頃のこと。
懐かしいというより、前世のようにも思える感覚。

私は、小さい頃、数年の間に
かなりの頻度でアメリカと日本を行き来したので、
どこにいても大丈夫な自分と
どこにいても、そこが素敵な場所になるよう努力する気持ちを、
すでに8歳の時には確立していたように思っているのですが、
それは、やはり、
自分だけの想像していた世界があったゆえの強さだったと思います。

ずっと、こどもらしくないこどもだったのではないかと
思っていたのですが、展覧会に行って、
自分もこどもらしかったんだと思えて、なんだかそれもよかったです。

みなさんは、どんな小さい自分でしたか。


それにしても、このシールサイズに入るぐらいの文言にまとめるのは、
なかなか悩みました。

言葉に置き換えられないような感覚を伝える言葉を探すのが一番大変で、
一番楽しい作業ですが、
短くまとめる”という作業は、実に向いていないため、
もう慣れっこと思われていそうな 生放送でも、必死です。

ただ、情報を伝えることも大切な仕事だとは思いますが、
実際に自分を通して
「何を感じたか、そして何を考えたか」
ということを、生きている間、
人と交換し合うのが醍醐味だと思っている節がありまして、
答えのないものを語り合うのがいいというか...

でもまとめなきゃ、という....ジレンマ!

まぁ、〆切や制限がない人生はないですからね、
明日も、Atelier Nova 生放送、
わたしなりに、頑張ります。
いい時間でありますように。

***

まだの方は、ぜひ行ってみると、面白い体験になると思いますよ。

GO BETWEENS 展@森美術館
8/31まで。

***
そうだ、おまけ。こどもの頃のわたし。
わりと手の届くところにいつも置いてある写真の一枚。
一番左がわたし。妹と。アメリカのグランマグランパと。
フィラデルフィアにて。




Thursday, July 3, 2014

夏前に落ち葉拾い。



今週は、お迎えの帰りに、まっすぐ帰ることはあり得ず... 「こうえん、いくぅ?いい?♥」と ニコニコで誘うので、
断るに断れず...「いいよ〜!」と、
とことん遊ぶことに。

夕方とはいえ、陽射しまだまだ強い公園。
すべり台も滑り放題〜
イェーイ!

がしかし、2日目は、すべり台の上から、
落ち葉をすべらせ、私に下でキャッチさせる、というコトにハマり、なんと1時間近く、
秋でもないのに、落ち葉拾い。
きびしい...(><)
なんのための訓練だ...

でも、すごく嬉しそうなので、ついつい
「WOW!!」とか「Oh no!」とオーバーなリアクションで拾っていた自分。
夏もまだ来ていないというのに、気力体力忍耐力必須。


それにしても、公園で、あんなに遊ベるって、ある意味、尊敬。
ようやく疲れてきたか?と思えば、
そのあと、さらに海辺でしばらく遊んで帰路に。

最近は、Terrible Two, 魔の2歳児真っただ中という感じですが、
公園では、いい顔してる。

私は私で、おかげさまで、この日は砂浜で、見たことのない素敵な貝を見つけました。
こんな 笠のような形なのですが、

 ひっくり返すと、淡い色のグラデーション。

色合いも好みで、欠けてないのを探してみたものの、結局、見当たらず、残念。
なんていう貝かなぁ。

落ち葉拾いと貝拾いに燃え、くったくたでーす。

Tuesday, July 1, 2014

祝!薫堂さん50

今日は、小山薫堂さん50歳の誕生日パーティでした。
50!
おめでとうございます。

今月、もう何度目か?という感じで、
本人は、すっかり疲れ果てていましたが(笑)。
↑ここには映っていませんが、こちら側には、錚々たる面々でした。
久しぶりにお会いする方、お世話になっている方、
最近ご一緒した方などなど、楽しい時間はあっと言う間。

 こちらは、左から、柴田玲さん、望月理恵さん、
武田双雲さん、渡辺美里さん、私で、
中央はハービー山口さん。

薫堂さんには、散々サプライズをされてきたので、
ある意味、いつか仕返し..いや、恩返しを、と思っていたのですが、
また、楽しい時間をもらった感じになってしまいました。

最初に薫堂さんと出逢ったのは、私が23で、薫堂さんが30。
でもそれは一瞬の出来事で、
まさか、その数年後にJ-WAVE で番組をご一緒するようになるとは、でした。
それからは、会えば、相変わらずです。

明日から1ヶ月、人生のハーフタイム(お休み)に入る薫堂さん。
本当に、いつもおつかれさまです。
ん...?ハーフタイム?
そう言わず、150ぐらいまで生きて、たくさんの人を幸せにしてください。
ひとまず、ごゆっくり。
おめでとうございますー。